「四国 855.2km」 (5) [旅行記]

宇和島は暖かい、雰囲気も南国風だ。宇和島城へ向かう。2日で4か所目の平山城、ということで疲労が蓄積している。門をくぐると頂上まで、鬱蒼とした森の中を石段で登る。途中にイスのような休憩できるポイントがないので一気に頂上まで登るはめになった。小さな天守閣を堪能して、同じ理由で下るのも苦労する。

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宇和島城天守閣。

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宇和島駅に停車中のキハ54-10。

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宇和島駅に停車中の特急「宇和海」、2000系2156。

駅に戻って、今度は予土線4824D。宇和島15:28発、キハ32-9だ。宇和島発の時点でロングシートが満席になるほどの混雑で、乗客数を数え損なったが、逆算すると多分36人。予讃線から予土線が分岐する北宇和島駅で2人乗車。ここから長々と6.3kmの山越え区間で、12分後にようやく次の務田駅に到着、ここで5人下車。しばらく盆地を進み、伊予宮野下駅で11人下車・1人乗車、二名駅で1人下車、深田駅で2人下車。軽便鉄道の後身とのことなので急カーブが多く速度が出ない、車にも抜かれる始末。近永駅で7人下車・2人乗車で車内は15人となった。立派な駅舎の松丸駅では2人下車・3人乗車。吉野生駅で1人下車、西ヶ方駅で2人下車して、江川崎駅で5人下車。到着したとたん、交換相手の4825D(キハ54形単行)が出発していった。ここで20分ほど停車する。駅前に出ると、無人の小型バスがやってきて無人のまま走り去っていった。16:52に出発、車内は8人になっている。
江川崎から先は1974年の開通区間で、規格が違うらしく80km/hまで速度を出す。四万十川沿いを川の上流に向かって登っていく。十川駅で1人下車・1人乗車、土佐大正駅で1人下車・6人乗車で13人に。ここで宇和島行きの4829Dと交換。しばらく乗客の動きはなしで、川奥信号場で土佐くろしお鉄道中村線に合流する。ループ線で随分下の沢沿いまで降りていった中村線が見える。トンネルを抜けて四万十川沿いに戻ると若井駅、4人下車。9人になって終点の窪川駅に17:49に到着した。

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窪川駅に停車中のキハ32-9。

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窪川駅に留置中の1000形1041。

窪川からは18:23発特急「南風28号」。日没後なので、見えるはずの太平洋も拝めずじまい。県内特急の役割があるようで、乗客は予想よりは多い。予想通り須崎駅で乗車多。下車は高知市内の旭駅や高知駅が多いようだった。高知は19:26着。ここで「しまんと8号」を連結するので、連結作業を見物する。編成は、前側から2119+2460(ここまで「しまんと」、以下「南風」)2117+2203+2002、2000系4両にN2000系1両が挟まれた編成だった。高知城・土佐電鉄は数年前に訪問済みなので高知ですべきことはなく、そのままホテルへ直行。2日目は終了した。

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