「四国 855.2km」 (3)

松山駅を出て、真っ先に松山城へ向かう。駅前の伊予鉄道市内線松山駅前電停では、丁度5番系統（松山駅前線）が折り返しているところだったので、これに乗り込む。モハ2100形の2102号だった。市役所前電停で降りて、登城開始。メインの登城口だった黒門口登城道を使いたかったが、工事中のためやむなく県庁裏登城道を使うことに。ロープウェーがあるほど高い山の上にある城で、それに1日で2箇所目の平山城なのでとても疲れる。なんとか天守閣までたどり着く。観光地らしく人が多い。遠くに雪をいただく山が見えたが、土地の人曰く石鎚山。見える日はめったにないそうだが、この日は快晴だった。


山の上の、松山城天守閣ほか。


伊予鉄道市内線（モハ50形55号）と松山城。市役所前・県庁前間にて。

わけあって駆け足で坂を下る。ロープウェーは高いので使わない。市役所前電停へ戻って、5番系統を選んで乗り込む。先ほどと同じ2102号だった。これで道後温泉電停まで向かう。道後温泉からの「坊ちゃん列車」に無事間に合う。D2形14号がハ31形31号を牽引する第2編成がいた。道後温泉15:51発。単車客車のゴツゴツとした乗り心地、大昔はこれが普通だったのか...と思っていると、終点古町16:18着。複雑な車庫への入換作業を見届けて、再び市内線に乗る。1番系統のモハ50形68号で2つ先の本町六丁目電停へ向かう。本町六丁目電停からは、南へ向かう6番系統（本町線）。市内線では極端に本数が少ない（30分毎）でタイミングが悪く長く待った。車の溢れる国道上をモハ2100形2108号がやってきた。この系統を乗り通して再度道後温泉電停へ。道後温泉から3番系統（市駅線）の2000形で松山市駅前電停。〆に市駅前から1番系統（環状線）を一周して、7時頃に市駅前へ帰ってきた。これで全線全系統（1番と2番は同一系統と考える）に乗車完了。


モハ2000形2004号。市役所前・県庁前間にて。


モハ50形70号。市役所前・県庁前間にて。


モハ2100形2108号。本町六丁目にて。

7時になったのでホテルへ撤収、温泉は眼中にないので入らない。これで無事に1日目が終了した。

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