「第一次北陸遠征」 (3) [鉄道]

岐阜県内は快晴だったのに富山の市街地は曇り。とはいえ、地元の人が今日は暖かいというように気温は高いのだが、その影響で道路に積もった雪が溶けてベタベタである。良いのか悪いのか。

富山駅前に出て、富山地方鉄道の市内線をしばらく観察。環状線CENTRAMことデ9000形は9003(黒)と9002(銀)が稼働中。運よくT100形SANTRAMもやってきた。ただ、市内線の停留所上は除雪されておらず、転べというに等しい状態。何とかならんか。

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T101 “SANTRAM”。
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行きかうデ7000形。

今回富山に来た目的は富山地方鉄道。電鉄富山駅の改札を抜けて、13:14発の特急うなづき7号に乗り込む。車両は14760形第2編成(モハ14763+14764)、1979年製造の自社発注車で座席は転換クロスシート。特急車両としては問題ないが、16010系(元西武レッドアロー)ではなかった…。

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発車を待つ14760形第2編成(右)と14720形第2編成(モハ14722+クハ172)。

富山発時点から1両目の車内には15人ほどの一団が。列車とともに宇奈月温泉へ行くのであろう。賑やかな彼等に遠慮するのか2両目が地元の人中心で、次々に途中停車駅で下車していく。この列車、特急と名乗るだけあって停車駅を絞っており高速運転を行う。富山から宇奈月までの53.3kmを64分で駆け抜ける。後続の普通列車は94分かかる距離である。速いのはいいが、窓が汚いのは減点。悪くない車窓が曇ってしまう。

立山線を分ける寺田駅、スイッチバックの上市駅、滑川市中心部の中滑川駅と停車、JR滑川駅隣の滑川駅はなぜかスルーして魚津市中心部の電鉄魚津駅に停車、JR魚津駅隣の新魚津駅には停車して、黒部市中心部の電鉄黒部駅と次の東三日市駅に停車。あと宇奈月までは浦山駅・愛本駅に停車するだけだが、終点までは行かずに浦山駅で下車する。14:05着。

浦山駅で乗ってきた うなづき7号は列車の交換…て対向列車は16010形、しかも観光列車「ALPS EXPRESS」の第2編成である。急いでホーム後方へ走り、後追いで辛うじて撮影した。

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16010形第2編成(モハ16013+16014) “ALPS EXPRESS”
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