「あさぎり 243.6km」 (5) [旅行記]

本厚木 18:46 発。小田急線内では完全に「ロマンスカー」の一部として認知されているよう。小田急線の各停車駅で、「はこね」や「さがみ」と同様に短距離の乗客を拾っていく。本厚木では1人下車して10数人を追加。町田では4人下車して5人が乗車してきた。町田 19:00 発。新宿へはあとわずかだ。

町田を出てから車内を巡ると、グリーン車は3号車3人・4号車4人。普通車は1号車33人・2号車32人・3号車1階2人・4号車1階1人・5号車38人・6号車28人・7号車28人。というわけで乗車率はそれぞれ10.9%と47.9%、合計すると乗客は169人・乗車率42.0%。家族連れ、個人の旅行客、サラリーマン、日常の用事の帰り、など顔ぶれはさまざまだが、皆疲れた表情だというのは共通していよう。

家路を急ぐ人々でごった返す駅のホームをいくつも通過していく。夕方ラッシュ時の列車群の中をすり抜けていくダイヤなのか、速度が伸びない。新百合ヶ丘駅で先行する新宿行各駅停車を追越すが、町田を8分前に出た急行に追いついてしまったようで、複々線区間に入っても相変わらず低速運転のままだ。工事中の複線区間に入るとさらに減速、代々木上原駅では停止寸前まで減速してしまう。そして、今ひとつの速度のまま残りの区間も進み、ゆっくりと新宿駅3番線へと滑り込んだ。19:29 着。これで「あさぎり」の旅復路も無事終了した。

新宿駅ホームには出迎え多数。入線と同時に隣の2番線から10000形HiSEが出て行った。RSEとともに、来る3月の改正で引退するという。ここまで乗車してきたRSEはというと、折り返しの 19:40 発の特急「ホームウェイ73号」として唐木田駅へと去っていった。

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前日の早朝、和泉多摩川駅で撮影した20000形RSE「あさぎり1号」。

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