「四国 855.2km」 (8) [旅行記]

高松からは琴平駅行きの1271M快速「サンポート」。121系の4連(No.3+No.17)だった。夕方のラッシュ時に重なり、立ったまま。「うずしお」乗車時から、ある心残りがありずっと引っかかっていたが、時刻表をめくっていて心残りを解消できるかもしれないと途中で気付いたので、予定を変更して宇多津駅で下車することに。ここで特急「しおかぜ+いしづち」を無事撮影してご満悦...。次の琴平行き1273M快速「サンポート」に乗車。これも121系4連(No.4+No.15)だった。19:21(1分遅延)琴平着。

20110223_8000.JPG
宇多津駅に停車中の8000系。

元々は琴平駅で小休止する予定だったが、予定を変更したので滞在時間1分。1分遅延して19:22発になった。乗ったのは大歩危行き4279D、ワンマンのキハ32-13単行であった。乗客は10人、帰り道の途上の人ばかり。暗闇の中を長々と走って塩入駅、3人下車。ここで琴平行き4266D(キハ54単行)と交換。続く黒川駅・讃岐財田駅でそれぞれ1人ずつ下車。県境の長いトンネルを抜けて峠を越えると、引き上げ線に入って一旦停止。進行方向を逆にして少し進むとホームへと滑り込む。ここがスイッチバックで有名な坪尻駅。そとは闇で、下車もなし。岡山・高松行き特急「南風26号+しまんと6号」が通過していった。山を降りて箸蔵駅あたりから町の光が見えてくる。佃駅で4人が下車して、乗客は自分1人になった。ホームの反対側で徳島行き482D(1200形2連)が待っていた。阿波池田駅には20:13着。池田には12時間ぶりに戻ってきた。待っていると宿毛行き「南風23号」が追いついてきた。「アンパンマン列車」で、こんな夜中なのに彼(アンパンマン)は健気に笑ってゐる......。

20110223_2000.JPG
「南風23号」、阿波池田駅。

20110223_2000-r.JPG
2000系指定席座席(リニューアル済み)。

20110223_2000-g.JPG
2000系グリーン席座席(リニューアル済み)。

阿波池田20:40発「南風28号+しまんと8号」に乗車して土讃線を戻る。「しまんと」は2120+2461の2連、「南風」は2116+2211+2010の3連だった。グリーン席・指定席の2010はリニューアル済みの車両で、座席や床材が異なっていた。車内は閑散としていたが、丸亀や宇多津でどっと乗車してくる。宇多津で「しまんと」と別れて、「南風」で瀬戸大橋を渡る。橋から見る瀬戸内は闇の中で判然とせず。児島駅21:36着で、本四備讃線のJR四国所管区間を乗車し終えて、これでJR四国全線乗車完了。

四国に戻るため22:08発快速3167M「マリンライナー67号」に乗車。四国へ帰ってきた際に見える、火を噴く煙突が目印のコスモ石油坂出製油所はやはり良い夜景だった。坂出駅を出ると旅もラストスパートで、22:38に終点高松駅に到着。四国一周は無事、予定通りに終了した。

20110223_kiha185-14.JPG
高松駅にいたキハ185形の「いしづち」。ただし回送列車。

23:20に往路と同じ路線の夜行バスに乗り、名古屋に戻る。バスは今回は名鉄バスだった。翌朝05:50頃に名鉄バスセンターに帰ってきた。


3日間で、JR四国全線 (855.2km) と土佐くろしお鉄道中村線のごく一部 (4.4km)、阿佐海岸鉄道阿佐東線 (8.5km)、伊予鉄道市内線 (9.6km) に乗車。数年前の高知旅行の際に余興で乗った高知・土佐山田間の15.3km(JR四国全体の1.8%)から乗車率ははるかに進んで100%に達した。ただし、牟岐線の往復や高徳線徳島・池谷間の2往復など重複乗車が複数あるので、実際の総走行距離は1160.1km(伊予鉄道除く)にもなっている。

コメント(0)  トラックバック(0) 

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。