「雷鳥記」 (5) [旅行記]

雷鳥を降りた後は、関西圏のJR未乗線を中心に回る。

3番線から1番線に移動し、10:14発4129M関空快速に乗車する。もちろん223系だ。途中鳳駅で下車(10:44着)して、10:47発845Hで枝線の羽衣線へ。専属の103系3連ワンマンカーに乗り込み、高架線をコロコロと走ればわずか3分で終着の東羽衣駅。すぐに折り返しの10:54発846Hで鳳駅へ戻った。

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羽衣線の103系。東羽衣駅にて。

先程の4129Mの後続の4131Mで鳳駅を11:05に発車。そのまま関西空港へ向かう。11:40着。ここでもすぐに折り返して11:52発4144関空快速に乗車。発車直後に飛行機が電車上空を通過し、驚愕する。紀州路快速との連結作業を待って日根野着12:04着。ただ、定刻通りではなかったはず(ここらへん、メモをとっていない)。阪和線は複雑な系統と高頻度運転のためか遅れが目立つ印象。日根野からは、12:10発紀州路快速4535Hで再び和歌山へ。12:34、和歌山駅着。

紀勢本線の未乗区間に乗るべく、和歌山駅12:40発239Mに乗車。103系改造の105系2連だった。6分で和歌山市駅に到着。南海電鉄との乗り換え駅で、この区間はなかなかの乗客があった。1時間に1本の運転間隔だが、もっと多くとも良いのではないか。同じ車両で、市駅発12:52発238Mで三度和歌山駅へ戻る。ここでまた小休憩。お土産に...と「ICOCA」を購入。名古屋で使えるよな...と思っての購入だが、この後いきなり出番が回ってくるとはこのときは思ってもみなかった。

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和歌山線の105系。和歌山駅にて。

ここからは和歌山線。13:50発456Mに乗車する。同じく、103系改造の105系2連だ。やはり2時間半もロングシートはきつい。途中で117系4連と交換したが、羨ましく思えた。とはいえ無事に16:21王寺駅着。王寺からは直接奈良に向かわず、桜井線直通の16:28発562Sで遠回りして向かう。これも105系。17:29ごろに奈良駅についたはずだが...。

奈良駅周辺は、まさかの「ゲリラ豪雨」。覚悟を決めて列車から勢い良く降りる...とはどういうことだ(かなりホームに雨が降り込んでおり、列車からセーフティーゾーンまで距離があった)。すみやかに奈良駅を離れるべく、予定通りの17:33発大和路快速3424K(多分)に乗車。加茂駅に17:47に到着し、やれやれ関西本線252D(亀山行き)か...と思っていたが、終点到着前のアナウンスで当該区間は15時ごろから運休している旨が伝えられる。もっと早く言ってくれ! 仕方なく17:53発で折り返し、とりあえず奈良駅に戻ることに。奈良駅には多分18:07着。雨が小降りになっていたのが判断を狂わせることに...。

奈良線は宇治川花火大会の影響で混雑していたし、その先の東海道本線は恒常的に混んでいるし...と考え、青春18きっぷから外れるが近鉄線に乗ろうと決めた。そのほうが早く名古屋に着く。というわけで、近鉄線に乗り換えるべく、桜井駅まで向かうことに。待機中の18:10発桜井線567Sに乗り、定刻通り奈良駅を出発。ところが、雨量規制値を超えているらしく30km/h制限がかかっているではないか。早く言ってくれ。外も再びゲリラ豪雨(というか雷雨)だ。帯解駅で対向列車を待つが来ず、櫟本駅でも待ってようやく交換。両駅で20分近く止まって、桜井駅にたどり着くのか疑問に思えたため、携帯サイトの「30分以上の遅れはなし」を信じて天理駅で近鉄に乗り換え。

まさかのICOCAを使って近鉄に乗車。天理駅19:08発(奈良から1時間!)。近鉄は本当にほとんど遅延していなかった。平端駅で乗り換えて、同駅19:26発。大和八木駅からは20:03発の名阪特急に乗り、無事に21:52に近鉄名古屋駅に到着した。特急は満席状態で混雑していたものの、新鋭22600系「Ace」が当たった(8両中2両のみがAceで、あとは古い車両)ので満足。ただ、おかげで財布の中が小額の小銭だけになった。

予想外の行程が入り込んだため、総走行距離(営業キロで算出)は1495.3kmに。我ながらよく動いたものだ。これで、関西圏のJR線未乗区間は、桜島線(安治川口~桜島間)と山陽本線の和田岬線だけになった。

以上「雷鳥記」書了。
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