1989年3月11日改正 (1) [鉄道]

1986年11月号と1989年3月号、1990年3月号の3つの時刻表を購入した。時刻表をざっと斜め読みすると...現在との違いがなかなか面白いものだ。本文とは関係ないが、時期柄か、広告が派手だ。さらに、裏表紙がすべてあの「山一證券」! あのころの山一は当然ながら知らないが、なるほど大きな会社だったというわけか。

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時刻表からネタをいくつか拝借する。JR発足後の1989年3月11日ダイヤ改正から。まずは特急列車関連。

特急「しなの」は32号まであり16往復だが、5・9・13/16・20・22号の3往復は臨時便なので実質1日13往復の運転。定期便は原則名古屋・長野間だが、15/18号の1往復は大阪・長野間で運転する。停車駅は、京都・米原・岐阜・名古屋・千種(27・8号以外停車)・多治見(1・27/8・30号以外)・恵那(3・11・19・23・31/2・4・10・24・28号)・中津川(1・30号以外)・南木曽(11・23・29・31/4・14・18・24号)・上松(3・31/2・24号)・木曽福島・塩尻・松本・聖高原(7・29/2・24号)・篠ノ井(3・11・15・19・23・29・31/2・4・6・10・18・24・26・28・32号)。7・17・27/4・14・26号の3往復はパノラマグリーン車を連結する。

特急「南紀」は名古屋・紀伊勝浦間で1日5往復ある。9・2号は終端の新宮・紀伊勝浦間は普通列車となる。停車駅は桑名・四日市・鈴鹿・津・松阪・多気・三瀬谷・紀伊長島・尾鷲・熊野市・新宮・那智(1/10号)。

特急「ひだ」はわずかに5往復。名古屋・高山間で4往復、名古屋・飛騨古川間で1往復(3・10号)だ。停車駅は、尾張一宮(5・7・9/2・4・6号)・岐阜・鵜沼(7/6号)・美濃太田・白川口(5・7/2・6号)・飛騨金山(7・9/2・6号)・下呂・飛騨萩原(9/2・10号)・飛騨小坂(9/10号)・久々野(6号)・高山。3/8号の1往復に「新型車両」(キハ85系のこと)の註あり。

(名鉄)新名古屋・富山間に特急「北アルプス」1往復が健在。停車駅は岩倉・犬山・美濃太田・飛騨金山(下り)・下呂・飛騨萩原(上り)・飛騨小坂・久々野・高山・飛騨古川・猪谷・越中八尾。

北陸方面行きの特急「しらさぎ」は名古屋・金沢/富山間に8往復。JR東海管内の停車駅は尾張一宮・岐阜・大垣・米原で今と変わらず。

東海道線の寝台特急がまだ大量に残る。東京発では「さくら」(東京・長崎/佐世保間)、「はやぶさ」(東京・西鹿児島間)、「みずほ」(東京・熊本/長崎間)、「富士」(東京・宮崎間)、「あさかぜ」(1・4号が東京・博多間、3・2号が東京・下関間)、「瀬戸」(東京・高松間)、「出雲」(1・4号が東京・浜田間、3・2号が東京・出雲市間)がある。このうち名古屋停車は、下りは「さくら」「はやぶさ」「みずほ」「富士」「出雲1号」「あさかぜ1号・3号」の7本、上りは「富士」「はやぶさ」「みずほ」「さくら」の4本。

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