王子製紙春日井工場専用線 (3) [鉄道]

またまた今年も春日井駅・王子製紙専用線観察詳報。2012年5月7日(月)の記録。12年3月の改正でワムが消えてコキだけになってしまったが、まだまだ健在である。


09:30頃に駅に到着すると、すでに上り3番線に発送分のコキ8両が留置されていた。到着後間もなく工場からスイッチャーがコキ10両を率いて駅へやってくる。09:30、上り4番線に停止。上り4番線にコキを置いて、スイッチャーは09:33・上り2番線から工場へと出発していった。これで工場からの出荷は終り。

10:08(定刻10:04)、駅の中線に貨物列車が到着する。この列車が、工場へ返すコキ18両を連ねた第2075列車(稲沢→春日井)。この日の牽引機はEF64 1017。

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中線に到着する第2075列車。

列車は到着後中線でしばらく待機し、高蔵寺行普通123M(10:34発)と名古屋行普通628M(10:36発)が出てから入換作業開始。手順は従前と変わりなく、中線から発車(10:36発)、下り本線上に引き上げて停止し、推進運転で上り2番線へと入った(10:43着)。すると工場からスイッチャーがやってきてこれに連結、上り2番線を発車して工場へと向う(10:53発)。これで入換作業前半終わり。

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入換作業中の様子。下り本線から上り2番線へコキを押し込む。

後半戦も引き続き観察。30分の小休止ののち、上り2番線にいた機関車が再起動し、上り2番線を移動(11:24発)。出荷分のコキのうち、上り4番線のコキ10両に連結する(11:36)。名古屋行快速2604M(11:50発)の出発後、コキを率いて機関車は発車(11:52)、上り本線に引き上げて、推進運転で中線へと入る(11:58着)。

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一度目の中線への発送コキの押し込み作業。

名古屋行普通634M(11:59発)の出発を待って、中線にコキ10両を残して機関車のみ上り本線へ再度引き上げ(12:01発)、今度は上り3番線に停車中のコキ8両に連結する(12:04着)。名古屋行快速2722M(12:07発)と普通136M(12:12発)を待ってから、機関車はコキ8両を率いて上り3番線から出発(12:14発)、一度目と同じ要領で上り本線に引き上げ、中線へと入っていく。中線に留置されているコキ10両と連結(12:20)すれば、この日の入換作業は終り。一連の入換作業を眺めていると、本当に「旅客列車の間を縫っている」という表現がふさわしい。

そして12:32、出荷分のコキ18両を率いて第2074列車(春日井→稲沢)は駅を出ていった。

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おまけ。第1653列車(名古屋(タ)→多治見)はEF64 1046(関西更新色)の単機のみだった…。
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