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「紀伊半島680km、+2.7km」(9) [旅行記]

乗車中の105系F1編成は、新宮側からクモハ105-5・クハ104-8の2両編成。紀勢線紀伊田辺~新宮間で運用されている105系F編成(2連5本、F1 - F5編成)のうちの1本である。2両とも国鉄末期の1981年に新造されたグループ。元は広島の福塩線にいたが、2004年にリニューアルの上紀勢線に移ってきた。

105F1.jpg
105系F1編成(古座川橋梁にて)

さてさて、朝来駅を出ると次は白浜駅。駅のある白浜町は言わずと知れた観光地。「アドベンチャーワールド」のせいで、特急列車までパンダに染まっている。白浜駅はそんな観光地の玄関口なのだが、中心街からは5kmほど東に外れた場所。旧称の「白浜口駅」(1965年まで)のほうが相応しい気もする。折角なので下車…することもなく、若干降りていった客を見送って、08:11 発。串本寄りにある留置線には、新大阪行き特急くろしお に入ると思しき287系2編成が止まっていた。

次の紀伊富田駅では5分停車。行き違い待ちで、新大阪行きの特急くろしお8号が通過していった。車両は283系B631+632編成。所定の6両編成(B601・B602編成)ではなく3両編成の付属編成同士を繋げて走っており、パノラマグリーン車が所定と異なり新大阪側を向いている。

しばらく順当に進んで周参見駅。3分停車して、新宮発田辺行き普通(2324M、105系F5編成)を見送る。列車は見老津駅手前あたりから海岸線に出る。国道42号と並走しており、国道が海岸側になったり、逆に紀勢線が海岸側になったり。

車内は白浜を出てから閑散としていたはずだが、気がつくとお年寄りが多数で活気付く。高齢者の通院列車と化しているではないか、またしても旅の私は場違い。通院列車は串本駅が終着だったらしく、串本駅で皆一斉に降りていく。車内は元通り、閑散とした状態に戻っていた。串本では12分停車。その間に、新大阪行きの特急くろしお12号(381系B604編成)が出発していった。

串本駅のある串本町は紀伊半島の南端の町。紀勢線はここから北へ進路を変える。海を眺めながら串本から2つ進むと、目的地の古座駅。09:46着、数人の乗客のうちここで下車したのは私だけであった。


古座駅は旧古座町(2005年串本町と合併)の中心的な駅。特急くろしお も停車している。旧古座町は太平洋に注ぐ古座川の河口部に栄えた港町である。とはいえ本来の古座町の範囲は古座川の左岸、すなわち東側の地域。駅のある場所は川の右岸で、元は西向町域。所在地と駅名を、開業時にあった2つの町―古座町・西向町―で分け合っていることになる。

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