「紀伊半島680km、+2.7km」(5) [旅行記]

さてさて紀州鉄道。市街地から外れた場所にあるJR紀勢線御坊駅と市街地を結ぶ鉄道である。路線は御坊~西御坊間、わずかに2.7km。全線乗車しても180円しかかからない。それで儲かるのか、という話だが、公式サイトの鉄道事業の扱いの小ささから判るようにそれは不動産会社の副業なのであった。「力の入れてなさ」は随所に現れる。


御坊駅から紀勢線撮影地に向う途中、県道の踏切で紀州鉄道の列車を待つ。踏切から北側を向いて撮影すると…
kitetsu2.jpg
…撮影場所は起点御坊駅近くの踏切である。念のため。

紀勢線の撮影を終えて、再び紀州鉄道沿線へ。西御坊行きの列車が来るので、線路沿いで待機。まだまだ市街地から遠い御坊~学門間は田畑が多く広がる地域である。
kitetsuline1.jpg

車両はキテツ1形が活躍中。もとは兵庫県の北条鉄道が開業時(1985年)に用意したフラワ1985形で、2000年7月にキテツ1、次いで2009年10月に写真のキテツ2が紀州鉄道に転入してきた。「スバル」の自動車で有名な富士重工が製造した、いわゆるレールバス。見た目も性能もバスさながら。

割と本数の多い紀州鉄道だが15時台は列車が無く、次の列車まで1時間ほどあるので沿線を歩くことに。撮影地から南へ歩く。

kitetsuline2.jpg
汽車じゃないけどね。

gakumon-sta.jpg
中学校の前にある学門駅。その名から受験生に人気だとか。

タグ:紀州鉄道
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