東北旅行記7. 「山田線」 [旅行記]

続いて八戸10:06発の「はやて20号」に乗り込む。E2系J12編成が当り、前日のJ73編成との内装の格差に落胆。iPhone充電のためのコンセントを期待していたのだが…。盛岡10:35着。

盛岡駅構内で少し撮影して回って、山田線に乗車。宮古行きの快速「リアス」で、車両は堂々の3両編成、キハ111-114+キハ112-114+キハ110-138であった。盛岡11:04発。車内は約50人。

kiha110-138.JPG
盛岡駅で出発を待つ快速「リアス」。

山田線の盛岡~宮古間は、北上川流域に広がる盛岡盆地に位置する盛岡から、北上山地を横断して三陸海岸の宮古に達する区間である。沿線はほぼ山の中。盛岡駅を出発すると東へと曲がり、盛岡市郊外の住宅地を走り抜ける。2つ先の山岸駅を過ぎると住宅地が途切れ山越え区間がスタート。車窓の両側に山が迫ってくる。次の上米内駅で盛岡行きの快速「リアス」と交換。駅を出ると本格的に山に突入。人家のない、米内川沿いの沢を登っていく。上米内駅の標高が約200m、区界駅が約750mのようなので、上米内~区界間の25.7kmで約550m登る計算。平均勾配は21‰、と出る。

さて線路は綺麗な「S字」を描いている、その区間を抜けると大志田駅。いわゆる「秘境駅」で、駅のある集落(浅岸字大志田)の人口はわずか3人だとか。長いトンネルで米内川流域から中津川流域へ移る。勾配の途中にこれまた「秘境駅」の浅岸駅が淋しく建つ。ここの集落(新庄字中津川)は人口9人。両駅の1日の乗客や如何に。

長いトンネルを2つ抜けて区界峠を過ぎるとすぐに区界駅に到着。上米内駅以来久々の停車駅だ。区界周辺では両側に広がる山はなだらかで、視界が開けている。しかし松草駅を過ぎれば再び山が迫る谷に逆戻り。閉伊川沿いを下っていく。20‰程度の勾配があるようだが、下り勾配なので楽々、惰性で淡々と下っていく。2つ先の川内駅を過ぎたあたりから谷の幅が若干広くなり、勾配も10‰程度までゆるくなる。そのまま下っていくと茂市駅。岩泉線との分岐点だが同線は運休中、最近廃止が決まったという。乗らずじまいだ。

茂市駅を過ぎれば勾配はさらにゆるくなり、徐々に民家が増えていく。ロードサイドショップも増え、宮古の街に近づいていることがよく判る。そして住宅地に入れば終点の宮古駅が見えてくる。宮古13:06着。雪で徐行していたらしく、3分遅れた。


(カメラに入れてあるCFの容量が極限に迫っていたため、車窓は一切撮影せず。とほほ)
コメント(1)  トラックバック(0) 

コメント 1

Buy cialis online

沒有醫生的處方
cialis e hiv http://cialisyoues.com/ Viagra or cialis
by Buy cialis online (2018-04-14 09:28) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。