「惜別・岳南貨物」 (3) [鉄道]

同じ車両で折り返す列車を見送り、構内を観察。そうしていると、線路を歩いて黒猫がやってきた。逃げる気配がないので、撫でてみると、近寄ってきて離れる気配なし。構内観察も終っていたので、以降猫の相手。撫でる撫でる。カメラ目線のシャッターチャンスを何度も狙ったが、こっちを向いた瞬間に動いて近寄ってくるので、どうしようもない。動物をうまく撮るのは難しい。

16:20 発吉原行きで吉原に戻る。途中の比奈駅と、終点吉原駅の手前にあるヤードをのぞくと、やはり動いた気配はない。4本目の貨物列車も運休だったようで、この日の貨物列車はどうやら1往復だけだったようだ。


岳南鉄道と別れ、JR吉原駅ホームに立つ。副本線にいるはずの貨物列車がいない、と思っているとワム20余両をEF66 110が率いる貨物列車が下りの副本線に入ってきた(16:45着)。編成内容からして越谷タ発稲沢行きの3461列車で間違いないのだが、時刻表では14:41着。前回吉原駅に来たときはこの時刻で到着していたのだが。作業をするわけでもなくただ停車しただけで、定刻通り16:55発。

20120302_0093.JPG
去り行く貨物列車と。

発車すると、構内にいたDE10 1591率いるコキ3両・ワム4両が代わって副本線に入ってきた。ワムは静岡貨物への回送、コキは出荷分か。おそらくコキ3両のうち1両はこの日比奈駅から出てきたものだろう。561列車となって17:27に発車していった。

これで吉原駅の観察は終り。構内を見ると、ワム80000形が3両繋いで留置されている。夕陽に照らされたワムが、彼らの終焉を印象付けるに充分であった。

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