「惜別・岳南貨物」 (2) [鉄道]

撮影後、自転車をゴリゴリこいで東へ。貨物列車を追って比奈駅に着いた。着くと構内では入換作業中で、古参ED501が動いている。駅東の踏切で眺めていると、コンテナを積んだコキ(コンテナ車)が1両だけ転がってくる。そういえばここでは「突放」作業が現役だったか。コキは南側の線路に停まっているED402の前で停止。ED402が動いて連結した。一方のED501は留置線に停止。これで入換作業は終りのようで、開催していた「運転台乗車体験」と云うイベントに回った。機関車の停まり方からして、比奈 13:03 発吉原行き2本目の貨物列車はコキ1両だけなのだろう。

0018.JPG
比奈駅で「突放」作業中のコキ。

貨物列車の発車を見送ろうかと思ったが、1両だけでは...と思い隣の岳南富士岡駅まで自転車で移動。構内には、今日は休みのED403(茶色に日本大昭和板紙のPR塗装)と予備機のED291が留置中。2両入れるだけの小さな車庫では7002Fがいた。

比奈駅に戻るとコキ1両とED402はいないので、吉原行き2本目の貨物列車は動いた模様。続いて一つ西の岳南原田駅へ。構内にある小さな倉庫(Google Mapでは「岳南鉄道原田ソーコ」)にはコンテナを積んだコキ2両が停車中。フォークリフトが時折動いていたので、荷役作業中なのだろう。これも終わりか、と思いながら眺めていた。ここで、吉原 14:04 発比奈行き3本目の貨物列車を待つ。...っていたが、来ない。どうやら運休。

0042.JPG
岳南原田駅にある「岳南鉄道原田ソーコ」。

原田から一路南へ自転車をこぎ、吉原駅に到着。ここで自転車を返却、いよいよ電車に乗り込む。電車を待つ間にヤードを見ると、ワム3両はそのままだが、ワム約10両とコキ2両の列が追加されていた。JR吉原12:10着の貨物列車で送られてきたものだろう。ED402はというと、ワム3両の前方に連結されて、パンタを下ろしている。動く気配なし。

吉原 15:18 発の普通列車に乗車。車内は15人ほどだったが、吉原本町・本吉原で乗車が増あり、車内は25人ほどに。JRからの乗り継ぎのほか、吉原の市街地から郊外の住宅地への需要もあるようだ。製紙工場を抜けた先の比奈駅では、特に構内の変動はない。4本目の貨物列車も運休の気配がする。40km/h程度のゆっくりとしたスピードで富士山麓の住宅地を進んで、終点・岳南江尾駅 15:40 着。ホームの反対側には2両編成の8001Fが留置されている。朝のラッシュ時は動くのだろうか。

----
関連ページ
「第六工場」:岳南鉄道
コメント(0)  トラックバック(0) 

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。