「中国 661.4km」 (5) [旅行記]

JR出雲市駅から電鉄出雲市駅へと移り、ここから一畑電車で周遊。高架のホームに上ると、そこにいたのは3000系3008+3018の2連。「しんじ湖ラムサール号」仕様であった。これが317列車で、松江しんじ湖温泉に向けて11:09に電鉄出雲市駅を出発。高架を下って街を出、出雲平野の水田の中を北へ進む。4つ目の川跡駅で下車し、北松江線から大社線に乗り換える。向かい側のホームで待っていたのは川跡発出雲大社前行の14列車(2100系:2102+2112)で、添乗のガイドの案内に従って首を左右させつつ西へ。終点出雲大社前駅には11:31着。

残念なことに出雲大社には興味がないのでPassing。南方に歩いて旧JR大社駅へと向かう。木造の壮大な建物は出雲観光の一角なのか、観光客がいる。ホーム跡にはD51 774が鎮座しており、しばらく撮影タイム。後日友人に「一番楽しかったのは」と聞かれ、「清風の中、旧大社駅のホームで大の字になったこと」と答える自分であった。

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旧大社駅駅舎。

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旧大社駅のD51 774。

長居不可なので後ろ髪をひかれつつ出雲大社前駅へ戻る。ホーム脇に有名なデハニ52が展示されているので、今度はこれを観察。そうしているとあっという間に発車時間になってしまった。17列車・13:07発で、この間に川跡まで往復していた2102+2112に再度乗車。同じ鉄路を戻り、川跡からは電鉄出雲市発松江しんじ湖温泉行321列車で北松江線を東へ向かう。今度は5000系(5009+5109)で、転換クロスシートでくつろぐ。気づけば車内は観光客の女子大生らしきが多いのだが、出雲・松江エリアは流行なのだろうか(疎いので知らず)。斐伊川の堤防を右手に見ながらなお水田の中を進み、4駅先の雲州平田駅へ。13:31着。駅の裏手に回って、車庫で眠っているデハニ53を撮影。

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川跡駅で2000系(2112)と3000系(3018)が並ぶ。

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雲州平田駅で待機中の5000系(5110+5010)。

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専用の車庫に留置されていたデハニ53。

1時間後の14:25発・101列車に乗車して再び東を目指す。出雲大社前発の列車であったので、車両はまたしても2102+2112が回ってきた。3つ先の園駅あたりからレイク・サイド、宍道湖と再開しその北岸を進む。一畑口駅で一寸停車して現在では無意味なスイッチ・バック。30分以上にわたって宍道湖の眺めが開ける景色の良い区間で、窓を開け、望遠レンズを伸ばして湖を愛でていた。終点松江しんじ湖温泉駅には15:02着。これにて一畑電車は全線乗車完了。

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