「雷鳥記」 (1) [旅行記]

2010年3月のダイヤ改正で、わずかに1往復になってしまった特急「雷鳥」―そのうち金沢発大阪行きの「雷鳥8号」に乗車すべく、2010年8月9日(月)・10日(火)の2日を使って旅行を敢行した。その記録。

-----------------------------------------------------------------------------

旅の始まりは名古屋駅、お供はとりあえず「青春18きっぷ」で。雷鳥に乗る前に、というか金沢へ向かう前に、紀伊半島を1周する。

20100809_313-b304.JPG
313系B304編成。名古屋駅にて。

07:04、定刻通りに名古屋駅12番線を発車。関西本線亀山行き普通列車1309Mだ。神領区の313系B304編成(クモハ313-3016+クハ312-3016)の2両編成だった。外は曇り時々雨という状況で、途中の木曽川も増水していた。対向列車の影響で遅延したり、回復運転で回復したり、を繰り返し、結局08:22に3分遅れで亀山駅1番線に到着。

20100809_kiha48-5814.JPG
キハ48形5814。高茶屋駅にて。

今度は紀勢本線の伊勢市行き普通列車923Dに乗り換え。接続を取って定刻より2分遅れて08:24に亀山駅5番線を出発した。キハ40-3002+キハ48-5805+キハ48-5814のキハ40系3両編成だ。対向列車の南紀2号も遅れていたため、津駅手前で停車寸前のような低速になりつつも停車は免れて、津駅に到着。ここでも遅延したが、多気駅に着くころには回復しており、09:35定刻通りに多気駅3番線に到着。5分後に参宮線へと発車するのを見送って、引き続き紀勢本線を南へ向かう。

20100809_kiha75-304.JPG
多気駅で停車していた、快速「みえ4号」。先頭はキハ75形304。

20100809_kiah11-111.JPG
キハ11形111。紀伊長島駅にて。

09:43、紀勢本線新宮行き普通列車329Cは多気駅4番線を発車。キハ11-111とキハ11-306の2両編成で、キハ40系よりは快適な車内で過ごす。雨は止んでいるがまだ曇り、とはいえ三瀬谷付近の山に雲がかかって逆に幻想的だ。梅ヶ谷駅から荷坂峠を下って紀伊長島へと出る。折角の熊野灘だが、雨と雲によって視界不良だ。3度目の紀勢本線東部なので気が入らず、かつ海もきれいに見えないので、尾鷲を過ぎたあたりから睡魔への抵抗を断念。気がついたら波田須だった。熊野市を通って、鵜殿から海から離れて坂を上り熊野川を渡って和歌山県に入ると、すぐに新宮駅。2分遅れて13:43に到着した。

ここまでで名古屋駅から240.1km。
コメント(0)  トラックバック(0) 

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

豊鉄市内線 (1)「雷鳥記」 (2) ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。